店長からのご挨拶

老舗でアットホームな焼肉店 家族亭

この度、5年ぶりにメニューを新しく致しました。
いくつかの新メニューも、楽しんでいただければと思います。
価格は、
旧)特上ロース    ¥2,300  →  新)¥1,900
旧)特上カルビ    ¥2,200  →  新)¥1,800
旧)特上塩タン    ¥1,880  →  新)¥1,750
旧)石焼ビビンバ  ¥1,200  →  新)¥950
旧)など、人気のメニューを、お求めやすい価格に致しました。
また好評をいただいておりました「焼肉セット」は、平日限定メニューとしてご提供しております。
「内容はどうなったの?」
そんな心配する声が聞こえてきそうですが、どうかご安心ください。(笑)
今までと変わらず、いえ、それどころか仕入れ方法、管理の見直しを徹底し、
以前より質の高い商品を仕入れております。
これからも精一杯、努めてまいりますので、ご愛顧の程、よろしくお願い致します。
店長  青山 聡

老舗のこだわり

お肉へのこだわり

お客さんを信じる

7年前に他界した先代は、創業当時原価1,000円のロースを
1,100円で売っていました。(笑)
「お客さんは正直。美味しいものは必ずわかってくれる」それが生前の口癖でした。
「宣伝広告費をかけるくらいやったら、その分を仕入れに回して、
お客さんにええもんを食べて喜んでもらおう」

これが今も流れる、家族亭の創業精神です。
数が少ない、高額な雌牛にこだわるのもそういう理由です。
お肉というのは面白くて、見た目にサシが入った霜降りのお肉でも食べたら、
「あれれっ?」っていうことがあります。
お肉の旨み、甘み、こくというのは本当に食べてみないとわからない。
確かに、雄牛や交雑種を仕入れれば、儲かる商売ができるかもしれません。
しかし、家族亭が家族亭である理由。
そのために、パッと見分けがつかなくても、本物を知るお客様が食べみればすぐにわかる
華やかな深みのある味わいの雌牛にこだわっているのです。

スペック買い

「1頭買い」これも近年頻繁に開店した精肉店経営の焼肉店でよく聞かれるフレーズです。
しかし、席数50程度の小さな焼肉店が「1頭買い」なんてできるはずがありません。
タンは1頭から1本。美味しいところは2~3人前。
月に何十頭の牛を買うことなど不可能です。
年に1頭買っても、1頭買い?
家族亭はそんな嘘はつきません。
40年の歴史が可能にする、数多くの業者さんとの信用取引の上に成り立つ
「こだわり抜いた、スペック買い」
これが常に良いものを提供し続ける方法だと信じています。

サービスへのこだわり

屋号のままに

家族亭は、大きい店ではなく、良い店を目指しています。
良い店とは、お客様に喜んでいただき、お店の経営者も喜び、
お店で働くスタッフも喜べるバランスの良いお店だと考えています。
何度も足を運んでいただいた常連のお客様は、家族のように大切にしたいと考えています。
ですから、家族亭の「いらっしゃいませ」は「おかえりなさいませ」。
「ありがとうございました」は「いってらっしゃいませ」なのです。
飲食業ですから、大切なのはお客様に美味しく食べていただくこと。
そのうえで、お客様が星の数ほどあるお店の中から
家族亭での食事を選んでいただいたことに感謝し、
お客様の楽しい数時間をより心地よくできる心配りができたら、
それは家族亭にとって大きな喜びです。

焼肉屋としてのこだわり

精肉店ではなく焼肉店

家族亭は精肉店ではありません。だから「1頭買い」などの巧い商売はできません。
家族亭は大きなチェーン店でもありません。
だから食べ放題、飲み放題など規模と資本にものをいわせる商売もできません。
その分、丁寧に時間とお金をかけて、ご飯ものやスープを大切に作っています。
毎日5時間、手間ひまかけて作るスープも40年間絶やさず続けてきました。
今の世の中、お金さえ出せば誰でもよいお肉が手に入ります。
4,000円で国内最高級のステーキが宅配されてきます。
安ければいい、肉だけでいい、そんなお客様もいるでしょう。
しかし家族亭に来ていただきたいのは、「美味しい食事ができる焼肉屋さん」を望むお客様です。
そんなお客様にだけ喜んでいただければ、家族亭は十分幸せです。

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